私の悩みは彼氏とのセックスの相性がよくないこと。
彼氏とは去年からの付き合いですが、相性が悪いのに気づきだしたのは付き合って3か月ほど経ってから。
どうもセックスで気持ちよくなれません。
フェラは得意なほうだと思っていたけれど、彼氏はあまり舐められるのが好きではないらしく、私も彼氏とセックスするときにあまり濡れなくなってしまいました。
気分的な問題かと雰囲気を変えたりいろいろ試してみましたが失敗に終わり、今では月に1回すればいい方です。
セックス以外はうまくいっているし、彼氏もそこまでセックスに重点をおいていないようなのですが年頃の女としては自分のせいではないかと気になるところ。
きっと彼氏も私に問題があると口には出さなくても思っている感じもあります。
少し欲求不満にもなってきて、一人でオナニーするのも寂しくなってきました。
そこで出会い系サイトを使うことに決めました。
出会い系サイトを選んだのは、彼氏にも誰にもバレずに簡単に身体の関係が持てるという話を聞いたからです。
そんなに話が早いのかも疑問でしたし、何より不安もありましたが、男性側の口コミが多かったハッピーメールにとりあえず登録してみました。
最初はなにがなんだかよくわかりませんでしたが、とりあえず来たメッセージに返信。
みんな感じのいい人ばかりで思ったより普通そうな男性が多かったので、セックスで悩んでいるということをやり取りしている数人の男性に相談してみることにしました。
親身になって相談に乗ってくれる人が多く、その中には『じゃあ試してみようか』という返信も。
その返事をくれたのは私と同い年で26歳のヒデ。
最初からノリがよくて楽しそうな人だと思っていた私は、冗談ぽく返しつつも様子をみていました。
ヒデは彼女と別れたばかりでいろんな人と出会いたいといっていました。
それからしばらくヒデは私の愚痴を聞いてくれて、毎日自然に連絡を取るようになりました。
セックスについての話もそれっきりで、ヒデからも私からも言い出すことはありませんでした。
一度も会ったことがない人なのになんだか信用できる気がして、私のほうから勇気を出して誘いました。
実際に会ったヒデも明るくて社交的。
初めて会う気がしなくて話も盛り上がり、終電の時間になるのはあっという間でした。
「帰りたくないな」
つい本心が口から出ていました。
ヒデはちょっとびっくりした様子でしたが、笑顔で
「じゃ、本当に試してみるか」
と言いました。
私たちはそのままホテルに行きました。
二人でベッドに転がって、またいろいろ話していました。
しばらくするとヒデが静かになって、寝ちゃったのかな?と思いヒデの方を見るといきなり抱き着かれました。
久しぶりに心臓がドキドキしました。
心地よくて少し抱き合ったままでいましたが、私から顔をあげてキス。
まるで恋人のようにいちゃいちゃしました。
お互いに服を脱がせあって、ヒデは私に愛撫し始めました。
すごく優しく触るので私も敏感になり、声を出して喘ぎました。
私がフェラするとヒデも気持ちよさそう。
途中でイキそうだからと止められると、嬉しさと愛おしさを感じてまたヒデに抱き着きました。
ヒデの愛撫で濡れていた私は、フェラをしてもっと濡れていました。
そのあと、何度もキスしながらヒデとセックスをしました。
結局その日は朝まで一緒にいました。
「いつでも相手になるよ、また会いたいし」と、別れ際にヒデは言いました。
出会い系サイトでヒデに会えたことで私は心も身体も安心したような、満たされた気持ちになりました。
ヒデみたいな人が彼氏だったらいいのに、とちょっと思ってしまいました。
私もたぶんまた、ヒデには会いたくなるような気がしています。