私が出会い系サイトを使うようになったのは大学生の頃。
高校も女子高で大学生になっても周りにうまくなじめず、特にかわいくもなかった私は完全に周りに取り残された状況でした。
周りはキラキラしてて楽しそうな毎日を送っているのに私はいつも暗く、サークルの男子からもいじられるようになりました。
いじられキャラとして開き直ればよかったのかもしれませんが、元からコンプレックスもあって余計性格をこじらせてしまいました。
大学以外に出会いを求めて、知らない人についていき処女を失いました。
誰でもいいからセックスしたかったこともあり、女の喜びを知った私は少し変わりました。
服装も派手になり、濃い目のメイクをするようになったのです。
男子たちからは当然いじられましたが、前よりも気にならなくなりました。
夜の街に繰り出して、声をかけてくれる人と一晩限りのセックスを繰り返していました。
そこで初めての彼氏ができました。
しばらく幸せでしたが、半年ほどすると音信不通になりフラれたことに気づきました。
やっとできた彼氏にもフラれて無気力になってひきこもり、毎晩ネットをひたすら見ていました。
そこで見つけたのが出会い系サイトです。
大学ももう少しで卒業の時期。
一応就職先は決まっていたので、それまでかまってくれる人がいないか探す気持ちで始めました。
私は決してかわいくなかったのですが、それでもたくさんの人がメッセージをくれました。
まだ大学生だったこともあり、遊んでくれる人はいくらでもいました。
友達も少なかった私は毎日誰かと連絡を取り合うのが嬉しくてたまりませんでした。
こんなに優しくしてくれる人も実際に会ったら冷たくなるのではないかという怖さもありましたが、よくメールをする8歳年上のソノダさんという人と会うことになりました。
当日は普段から濃いメイクもより一層濃くて、かなり露出の激しい服装でいきました。
自分なりに気合を入れたつもりでしたが、いま思えばキャバ嬢のような恰好をしていたと思います。
そんな私にもソノダさんは優しく接してくれました。
唯一付き合った男よりも、私のことをちゃんと女扱いしてくれたのです。
いままでそんな風に接してもらったことのなかった私はびっくりして、その日は普通にデートして家に帰りました。
家に着くとソノダさんからメールがきていて、また会いたいといわれました。
本当に嬉しくてその日は眠れませんでした。
2回目に会ったとき、自分からソノダさんを誘いました。
ソノダさんは「本当にいいの?」と優しく確認して、私が頷くとその場でキスしてくれました。
ラブホに着くとソノダさんは私の服を脱がせました。
胸が少し大きいことだけが自慢だったので喜んでくれるかなと思っていたのですが、ソノダさんはひたすら私の下半身を攻め続けました。
一晩限りの関係は何度も経験のあった私ですが、ソノダさんの攻めはいままでで一番激しくて頭がおかしくなりそうなほど気持ちいいものでした。
途中から電マやバイブを使って、徹底的にイかされました。
イッた経験は初めて。短時間で何回もだったので、私は動けなくなってしまいました。
ソノダさんは私の頭を優しくなでると、続きは今度しようといいました。
その後何度かソノダさんと会いましたが、いつも私がイかされるばかり。
そのうちソノダさんの会社の都合で遠くに転勤になってしまいました。
後で知ったのですが、ソノダさんはEDの治療を受けていてセックスできなかった分、私を気持ちよくさせてくれたようです。
いまでもたまに連絡を取っていて、お互いの近況を報告しあう仲です。
いつも「ちゃんといい人を見つけてね」と言ってくれますが、また機会があったら会いたいと思っています。
私が居場所を見つけたのは出会い系サイトのハッピーメールです。
ソノダさんに会えたことがきっかけになって、それからもいろんな男性に出会いました。
普通のセフレができたり、毎日を楽しんでいます。
学生時代に遊べなかった分も、出会い系サイトでこれからも遊ぼうと思っています。
いつかソノダさんにまた会えたら今度は私が気持ちよくしてあげられるようになりたいです。